人気ブログランキング | 話題のタグを見る

東京生活を楽しんでいましたが、ロンドン移住することになりました


by onoz223

Joni Mitchell に出会った夜

金曜の夜を一人で祝福するとっておきのプランを考え付きました!
Joni Mitchell のDVDを見る!Joni Mitchell に出会った夜_a0008493_46048.jpg
今夜まで、彼女についてはほとんど知っていませんでした。去年観たイギリス映画 Love Actually で結構重要なシーンで彼女のCDと曲が使われていて(映画を見た方、エマ・トンプソン演じる中年の妻が夫の浮気に気付くシーンです)、なんとなく彼女の名前が耳に残っていて、いつか機会があったら聴いてみたいな、と思ってました。
そして、今夜彼女のアーティストとしての変遷とその時々での彼女のインスピレーション源をまとめたDVDを見ました。
彼女は、自分に対してとても正直な人なんだということ、音楽家である以前に素晴らしい詩人であり画家であるのだということ、そして、決して『いい人』ではない、だからこそ正直な彼女の作詞は魅力的なんだということを感じました。
一番有名なのは、Love Actually でも使われていたBoth Sides, Now.
若い頃の彼女よりも、渋くなった彼女の歌声にとても合う曲です。
自覚している音楽の才能をもとに、もっと自由になって様々な挑戦をしたい、という思いと、一方で幸せにしてくれる男性と settle down したい、という気持ちに板ばさみになり、時には別れを選んだ。そこでまた痛みをさらけだした名曲が生まれた。人生を実験しているかのような彼女の生き方を見ていたら、こちらまで感情的になっちゃった。
今週末、彼女の曲をじっくり聴いてみよっと。
彼女が冒険した60~70年代、ヒッピーとフラワーチルドレンの時代を若者として生きてみたかったな~。

彼女の歌詞をちょっと紹介。

Oh, you're in my blood like holy wine
You taste so bitter and so sweet
Oh I could drink a case of you darling
And I would still be on my feet
(A case of you より)

I can't go back there anymore
You know my keys won't fit the door
You know my thoughts don't fit the man
(I had a King より)

Oh I love you when I forget about me
(All I want より)

I've looked at life from both sides now
From up and down, and still somehow
It's life's illusions I recall
I really don't know life at all
(Both sides, now より)

そして、恋人より魂の自由を選んだ彼女の心境が現れている曲 river より
He tried hard to help me
You know, he put me at ease
And he loved me so naughty
Made me weak in the knees
Oh, I wish I had a river I could skate away on
I'm so hard to handle
I'm selfish and I'm sad
Now I've gone and lost the best baby
That I ever had
I wish I had a river I could skate away on

by onoz223 | 2005-03-05 04:02 | music